訪問医療マッサージのフランチャイズは儲かる?開業資金・収入を解説

訪問医療マッサージ3社を比較!開業前に知っておきたい業界の事

訪問

 

訪問医療マッサージは儲かるのか?儲からないのか?

 

現在注目されている訪問医療マッサージ。開業資金を比較して、どこで開業するのが自分には向いているのか調べてみませんか?

 

ここでは、個人で訪問医療マッサージを開業しやすい「みんなの笑顔治療院」「KEiROW」「さくらモンデックス」の3社を比較してみていきましょう。

 

さらに、これから訪問医療マッサージを開業しようと思っている人に、訪問医療マッサージ業界の原状や将来性などをわかりやすく紹介したいと思います。

 

訪問医療マッサージの開業にかかるお金について

訪問医療マッサージを開業する時に、開業資金を左右する大きな決め手はフランチャイズに加盟するか否かですが、一体どちらが得なのでしょうか。

 

【加盟金】だいたい100円~130万円程度

 

フランチャイズに加盟するとまず、加盟金を支払うことになります。これは一度しか支払うことはありません。フランチャイズとしてお店の名前を使うこと、本部のブランド力を利用することなど、本部からノウハウ提供してもらうことへの対価と考えるとよいでしょう。

 

みんなの笑顔治療院

132万円

KEiROW

130万円

さくらモンデックス

100万円

 

【店舗】家賃が月々10~20万円程度

 

店舗や土地を自分で用意するかどうかで開業資金はで大きく変わります。訪問医療マッサージは自宅で開業する方も多いですが、フランチャイズやスタッフの数によって店舗を構えた方がよい場合もあります。

 

【研修費】約0~70万円程度

 

業界未経験の方にとって、イチから学ぶことができる研修はとても大事です。本部の研修を受けることにより、介護・医療についてはもちろん、運営マニュアルや経営ノウハウを身につけることができます。

 

みんなの笑顔治療院

70万円(4日間)

KEiROW

50万円(11日間)

さくらモンデックス

加盟金に含む(期間不明)

 

【広告宣伝費】10~40万円程度

 

ホームページ代、パンフレット代、名刺代等を本部が行ってくれるところがほとんどですが、40万円ほどかかると思ってよいでしょう。

 

みんなの笑顔治療院

10~20万円

KEiROW

35万円

さくらモンデックス

記載なし

 

【開業資金】100~300万円程度

 

開業資金の目安として300万円ほどかかると思ってよいでしょう。融資に関してサポートをしてくれるフランチャイズもあるので、運転資金なども考えて自己資金が不足しそうな方は調べてみるとよいでしょう。

 

みんなの笑顔治療院

200万円~

KEiROW

300万円~

さくらモンデックス

113万円~

 

『フランチャイズの窓口』の公式サイト

 

初めての開業でもリスクを回避するための方法

便利屋の事業で独立するのが初めてでやっていけるのか不安という方のために、フランチャイズでの開業はリスクを回避するための安心な仕組みがあります。

 

「無店舗でもOK」

 

訪問医療マッサージは店舗が不要な場合が多く、無店舗からの開業ができます。商品を販売するわけでもないので在庫を持つリスクもなく、初期投資が本当にかからないのが魅力です。

 

「パソコンが苦手でもOK」

 

お店を経営する場合、何かと事務作業が必要になりますが、それぞれのフランチャイズで利用しやすいシステムが導入されていたり、事務を代行してくれるフランチャイズもあります。オーナーは経営に専念できるシステムがあるので安心です。

 

「人材確保」

 

訪問医療マッサージは施術師を探す必要がありますが、本部が紹介してくれるので「人材不足」で悩むことはありません。

 

最初は一人で開業し、売上が上がるとともに、事務所を持ち従業員を増やしていくというのが一般的です。1ヶ月の売上が10万、30万、50万、100万と上がってきたら、スタッフを雇い300万、500万、1000万を目指していきます。

訪問医療マッサージは独立開業しやすいか★★★★☆

訪問医療マッサージは開業しやすいのか開業時・将来性・安定性の3点から見てみましょう。

 

総合評価★★★★☆

 

開業時★★☆☆☆

 

訪問医療マッサージを知っている方が多い地域では営業もしやすいですが、あまり知られていない地域では営業を苦戦することが多いようです。営業を丁寧に教えてくれる所や、本部の方が同行してくれるフランチャイズが安心です。

 

将来性★★★★★

 

これから、少子高齢化社会が進につれ、どんどん需要が増えていく業界だと考えられています。施設に入れない高齢者も多いので、必要なサービスであるといえます。

 

安定性★★★★★

 

健康保険を使ったサービスなので、とても安定しています。多くの高齢者の方に喜んでもらえるサービスなのでやりがいもあります。

ぶっちゃけ儲かるの?失敗例は?訪問医療マッサージの収入面について

訪問医療マッサージKEiROWの収支モデルを見ていきましょう。

 

  • 施術家4名(フル2名、パート2名)モデル(税抜)
  • 営業利益  637,498円

 

売上 2,180,000円
本部ロイヤリティ(9%) 196,200円
事務代行(4%) 87,200円
精算代行手数料(2%) 43,600円
システム使用料 30,000円
車両費 73,600円(バイクリース4台・メンテナンス込)
燃料費(概算) 24,000円
駐車場代 20,000円
通信費(概算) 15,000円
iPad端末(リース) 13,200円
HP保守費 10,000円
施術家 人件費 840,000円※施術家4名(フル2名、パート2名)の場合目安
事務所家賃(概算) 80,000円
水道光熱費 5,000円
販促費 10,000円
消耗品費 5,000円
借入返済 89,702円
経費小計 1,542,502円

 

訪問医療マッサージの失敗例【本部のサポートの違い】

 

在宅型の高齢者ビジネスということで、急成長している訪問医療マッサージですが、フランチャイズごとに開業までにかかる費用はもちろん、開業後の支援など大きく違いがあります。

 

訪問医療マッサージは全国にどんどん広がっているサービスですが、経営を失敗される方ももちろんいます。その原因としては、「集客」や「資金不足」といった面もあります。

 

困った時にすぐ聞くことができたり、経営ノウハウがしっかりしている所でなければ長続きすることはありません。どのフランチャイズでも言えることですが、成功か失敗かはフランチャイズ選びが非常に重要です。

 

資料請求をして、複数の会社の説明会などに参加して内容を比較しましょう。フランチャイズ選びは慎重に行うことが成功への近道です。

 

当サイトの管理人はこのような、訪問医療マッサージに特化した比較サイト『訪問医療マッサージ比較コム』も運営しています。全国に店舗がある訪問医療マッサージフランチャイズを掲載しているので、開業を検討中の方はぜひご覧ください。

 

訪問医療マッサージフランチャイズ比較コム>>

訪問医療マッサージのフランチャイズに加盟するメリットとデメリット

訪問医療マッサージのフランチャイズに加盟するメリットは3つです。

 

メリット

 

  • 営業の同行や事務の代行などサポートが充実している
  • ホームページやチラシは本部が作ってくれる
  • 施術師を紹介してもらえる

 

訪問医療マッサージのフランチャイズに加盟するデメリットは3つです。

 

デメリット

 

  • ロイヤリティの支払いがかかる
  • 希望のエリアで開業できない場合もある
  • 実際に国から入金されるまでの時間が掛かるので手持ち金が必要

 

異業種からの開業であれば、相当な量の勉強が必要になりますが、フランチャイズであれば医療関連や関連法令の知識、システムやマネジメントなど様々な情報のアップデートも常に本部が行ってくれるので安心です。

 

経営がうまくいけば、加盟金・研修費が不要の多店舗展開を後押ししてくれるシステムもあり経営拡大も夢ではありません。

 

売上(収入)を上げるためのポイントとは

 

便利屋経営による収益を増やすコツは2つあります。

 

地域医療のチームの一員として貢献すること

 

患者様のご自宅、または施設に出向いてマッサージを行います。医師をはじめ、看護師、ケアマネージャー、ヘルパーの皆様にご理解いただきながら、連携をはかることになります。ケアプランの一つとして検討してもらいましょう。

 

利用者の方の希望や要望を聞く

 

利用者の方がいるからこそ成り立つ事業です。利用者の方に寄り添った施術を行うことで、回復につながったり、笑顔になってもらえます。

訪問医療マッサージ経営の大変さについて

訪問医療マッサージが他の仕事と比べて大変なところは主に3つあります。

 

まだ知名度が低い

 

訪問医療マッサージは地域医療・介護との連携を図り、成り立つサービスです。ケアマネージャーをはじめ、福祉関係者の方々に訪問医療マッサージを理解してもらう必要があります。まだ、認知されてない方も多いので、営業で苦労したというお話はよくあります。

 

ライバル店舗の出現

 

知名度が低い地域もありますが、ライバル店が乱立しているような地域も実際あります。顧客の取り合いのようになる事もあるので、開業する場合は地域の福祉サービスについてもしっかりと調査することが重要です。

 

人材の確保

 

人材の確保は本部が行ってくれる事業所が多いのですが、自分で探すことが必要な場合もあります。マッサージの資格を持つ方を探すコミュニティはもちろん、一緒に働きたいとおもってくれる人間力も必要です。

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